
謝罪力 仕事でも家庭でも「問題解決」に役立つ本
竹中 功
2019年3月15日
日経BP
1,650円(税込)
人文・思想・社会
■なぜこじれる? なぜ炎上? あの会見、何がいけなかった? 「謝罪マスター」が解き明かす「ハッピーシナリオ」の描き方 連日、メディアを賑わしている「謝罪」騒動。日本で誰もが知る企業や大学が、患者の信頼に応えるはずの病院が、ファンに夢を届けるはずのアイドルやアーティストが、深々と頭を下げて謝罪する姿が映し出されています。 では、そうした会見で一件落着、事態が収束するかというと、さにあらず。至らぬ点が指摘されて更なる「炎上」を招いたり、問題が一層こじれて「謝罪劇場の第二幕」が始まってしまうことが少なくありません。 すでに世間には「謝罪マニュアル」的な情報は広まっています。曰く、お辞儀の角度は何度で、頭を何秒下げればよいか等々。企業の研修や広報・危機管理担当者の勉強会も数多く開かれています。しかし現実には「問題解決」できずに途方に暮れる人が後を絶ちません。 そんな「大謝罪時代」をいかに生き抜いたらいいのか。 吉本興業で35年、数多くの「謝罪会見」を仕切り、あらゆるトラブル対応に当たってきた「謝罪マスター」竹中功さんが、その極意を書き下ろしたのが、本書『謝罪力』です。 ■謝罪は「目的」でも「ゴール」でもない。 イカリ(怒り)をリカイ(理解)に変えよう 謝罪マスター・竹中功さんは言います。 ーートラブルに直面した時、とりあえずマニュアル通りに深々と頭を下げておけば、何とかなる。やりすごせると思っていませんか。残念ながら、それは大きな間違いです。 謝罪は「目的」でも「ゴール」でもありません。直面する難題にも慌てず、謝罪の先に「ハッピーエンディング」を見定め、その実現のための「シナリオ」を描き、誠実に実行する。そんな「謝罪力」は「より良く生きる力」に他なりません。「イカリ=怒り」を「リカイ=理解」に変え、より良い関係を築く。そんな力を鍛えていきましょう。本書には様々な「事例」を盛り込みました。「その時、自分ならどうする?」。そんな気持ちで読み進めてください。 第1章 「大謝罪時代」を生きる/「怒り」を知る/「許す」とは?/クレームは敵か 第2章 「謝罪力」とは/「会見力」でもテクニックでもない「問題解決力」を鍛えよう 第3章 あの謝罪、何がいけなかったのか/反則タックル事件、アイドル謝罪事件を検証 第4章 こんな時、どうする?/謝罪を拒否されたら?/追加の要望が出されたら? 第5章 家庭円満にも謝罪力が役立つ/家族を悩ます「嫁姑問題」に謝罪マスターが挑む 第6章 「謝罪訓練」のススメ/「想定外」に逃げるな/「100のリスク」に備えよ
close

ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
X

LINE
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
みんなのレビュー