原発地震動に対する安全性の視点

原発はどんな地震のゆれにも安全でなければいけない

内山 成樹

2018年8月3日

七つ森書館

1,100円(税込)

科学・技術

原子力規制委員会、裁判所の大きな欠陥を指摘! 地震動審査ガイドの定める基本方針「敷地で発生する可能性のある地震動全体の考慮」を無視した判断は根本的に誤っています。 中越沖地震の知見で地震動を1.5倍にしたあとで、さらに「不確かさの考慮」で地震動を大きくしなくてはいけません! はじめに 第1章 原発訴訟地震動問題の前提としての地震動の基礎知識  1 マグニチュード、地震モーメント  2 応力、応力降下量  3 アスペリティ  4 波の周期と固有周期  5 応答スペクトル  6 原発にとって危険な地震動とは  7 どこで発生した地震動が危険か  8 断層や地震動については事前に分からないことが多々ある 第2章 強震動予測レシピ  1 調査委員会レシピ  2 調査委員会レシピの概要 第3章 原発訴訟における地震動問題の争点  1 原発での地震動推定は     どのような考え方でなされなければならないか  2 断層モデルを用いた手法と応答スペクトルに基づく手法は、     どちらももともとは平均的な地震動の値を求めるもの  3 2007年新潟県中越沖地震の知見を踏まえた地震動推定  4 標準偏差(σ)とは  5 中越沖地震の知見を踏まえた地震動想定と地震動審査ガイド  6 応答スペクトルに基づく手法での誤差の考慮  7 敷地で発生する可能性のある地震動全体とは  8 複数アスペリティの応力降下量  9 地域特性  10 震源を特定せず策定する地震動  11 津波審査ガイドの規定  12 確率論的リスク評価の不完全さと不確かさ おわりに

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