
ミャンマー行脚
熊澤文夫
2022年1月7日
批評社
2,640円(税込)
人文・思想・社会
ミャンマーという国名よりビルマと言った方が日本人には分かりやすいかもしれないこの国で、民族・宗教・政治が複雑に絡み、錯綜する社会の狭間で命をつなぐ人びとの生業に分け入り、行脚をかさねた東南アジア紀行文学の決定版。 1 ミャンマーの国家・民族・宗教 はじめに/宗教統計というものの危うさ/メーサームレップへの旅ー民族への接触/ヤンゴンの政治集会/ビルマ独立国家の形成過程/国家の本質/理念としての民主主義の脆弱性/民主化闘争とアウンサンスーチーの登場/アウンサンスーチーの政治思想/民主革命ー政治権力奪取か改良か/アウンサンスーチーとクロニー政治/ミャンマーの宗教(テラワーダ仏教)/宗教的イデオロギーの確執と大衆ナショナリズム/ミャンマー人のアニミズムとナッ神信仰/テラワーダ仏教の戒律とミャンマー人の精神/遙かなる近代国家への道 2 ミャンマー現代文学に寄せて ミャンマーという国の「アジア的」概念/『漁師』/『テインペーミン短編集』/『ミャンマー現代女性短編集』/『買い物かご』/終わりに 3 ミャンマーの鉄道昨今 その1 二〇一一年七月一一日(月)-ヤンゴン循環鉄道/その2 二〇一一年八月一三日(土)、一七日(水)〜一八日(木) ーピー(PYAY)/その3 二〇一二年一二月七日(金)、八日(土)、一二日(水)、一三日(木)-モールミャイン(モールメン)、タトン、バゴー(ペグー)/その4 二〇一三年八月三日(土)、四日(日)、一四日(水)、一五日(木)-バガン、マンダレー 4 ヤンゴン五景 その1 アウンサン将軍邸のプルメリア プルメリアの木と花/マッカサン駅のプルメリアの木/エピローグ その2 露天屋台食堂 露天屋台食堂との出合いと夜の散歩/スタッフとの交流、そして路上市場/消えゆく露天屋台食堂とスタッフたち/見えざる鵺の正体 その3 チンピラ闇両替 二重レートから生まれる闇両替/イカサマ師たちとの遭遇/イカサマ師の手練手管と事の顛末 その4 キンマ その5 ヤンゴンのホテル事情 Panorama Hotel/City Star Hotel/Beautyland Hotel II/Queen’s Park Hotel/Eastern Hotel/Sky Hotel あとがき
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