二重スリット実験

量子世界の実在に、どこまで迫れるか

アニル・アナンサスワーミー / 藤田貢崇

2021年12月13日

白揚社

3,080円(税込)

科学・技術

エレガントな実験で、愉しむ量子力学 電子や光子などの小さな粒子は、二つのスリット(穴)を《同時に》通り抜けているように見えるーー 物理学者たちを悩ませ続ける量子のふるまいは、どのように明らかにされ、どんな研究が行われているのか?  アインシュタインの思考実験から、現代の技術で改良を重ねた進化版まで、量子力学を発展させたさまざまな二重スリット実験を通して、隠れた世界の根源をあぶり出す。 第1章 二つ穴の実験についてーリチャード・ファインマン、核心部の謎を説明する 第2章 「存在する」とはどういうことか?-実在へ向かう道《コペンハーゲン発・ブリュッセル行き》 第3章 実在と認識のあいだー二重スリットを通す、光子一つひとつ 第4章 神聖なる記述よりー不気味な遠隔作用についての啓示 第5章 消すべきか、消さざるべきかー山頂での実験が導く 第6章 ボーミアン・ラプソディーー明確なかたちで進化していく明確な実在論 第7章 重力は量子の猫を殺すか?-時空を系に追加した場合 第8章 醜い傷を癒すー多世界解釈という薬

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