酒の起源

最古のワイン、ビール、アルコール飲料を探す旅

パトリック・E・マクガヴァン / 藤原多伽夫

2018年3月31日

白揚社

3,850円(税込)

科学・技術

9000年前の酒はどんな味だったのか?トウモロコシのビール、バナナのワイン、大麻入りの酒、神話や伝説の飲み物…世界中を旅し摩訶不思議な先史の飲料を再現してきた考古学者が語る、酒と人類の壮大な物語。

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toruo

(無題)

-- 2022年05月12日

タイトルどおり考古学者が酒の起源を研究したもの。思ったより学術寄りというかお堅い文章で少し手間取った。中国、近東、シルクロード、地中海、アフリカなどなど世界各地での酒の起源をまじめに研究したもの。水には黴菌や寄生虫が含まれる場合があるがアルコール飲料だと却ってそれらの危険が低減されたはず、というのは個人的には目ウロコな意見だった。自然発生的にできたアルコール飲料をいかに飲みやすく安定的に生産できるように我らの先人がどのような苦労をしてきたか、という興味深い話がいろいろあって面白かった。作者とは酒の好みが違うな、とは思ったけれども…それをさておき楽しい内容ではありました。

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