上代日本文学と中国文学 補篇

小島 憲之

2019年8月19日

塙書房

29,700円(税込)

人文・思想・社会

上代文学の表現に関し、大陸文学摂取享受の状態を、敦煌文書その他の新資料を利用し、出典論の立場から比較文学的方法により、巨視的微視的に考察した雄篇。昭和40年度恩賜賞受賞。 本書は『国風暗黒時代の文学 補篇』と一対をなすものです。 既刊の『上代日本文学と中国文学』上・中・下に含まれない上代文学関連の論考を、内容によって類別した大著。 上代文献解釈への小さき径 中国文学と万葉集 大陸文学と日本古代文学 『日本書紀通證』解題 日本書紀の「よみ」-原本系『玉篇』を通してー 日本書紀の訓詁をめぐってー原本系『玉篇』との関聨に於いてー 日本書紀の訓詁 日本書紀の「ヨミ」に関して 『日本書紀』三則ーその本文に即してー 『日本書紀』の訓読について 万葉用字考証実例(一)-原本系『玉篇』との関聨に於いてー  付・学事巻七 万葉用字考証実例(二)-原本系『玉篇』との関聨に於いてー 万葉用字考証実例(三)-原本系『玉篇』との関聨に於いてー 万葉用字考証実例(四)-原本系『玉篇』との関聨に於いてー 万葉語の「語性」 漢籍享受の問題に関して 漢語享受の問題に関してー「万葉語」の場合ー 万葉語をめぐって 語の性格ー万葉語「晩蝉」の場合ー 万葉題詞のことばー「夜裏」・「留女」考ー 暮年三省 漢語の摂取ー漢語「立春・立秋」と「春立つ・秋立つ」などー 同一文字の場合 流るる月光 詩語一つ二つー石上乙麻呂の場合ー 「竹渓の山は冲冲」續貂 反省一則ー『懐風藻』の詩ー 歌はぬ憶良ーれい「令侍東宮」の解釈ー 憶良の「経紀」再々考 辞書の適用 同類語単一ならずー「二親」をめぐってー 憶良の漢語表現ー「為天不幸」- 春の雁 本文校訂をめぐってー家持の蒼鷹の歌を中心としてー 大伴家持のある一文 再び家持の歌を 大伴家持 越中に下向すーわたくしの一つの空想ー むつかしき哉 万葉集ー春苑桃李女人歌をめぐってー

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