鉄砲商人
時代小説文庫
南条範夫
1991年11月30日
富士見書房
550円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
永禄11年、織田信長は堺の町に矢銭を果した。堺の会合衆はこれを拒絶し、浪人隊を傭い入れ織田の攻めに備えた。信長の使者、木下藤吉郎はその警備ぶりに笑って戻った。鍛治職兼鉄砲商人の徳左衛門はあとを追い、堺の会合衆と名乗り、「私の仲間はアホばかり。が、私は狸のように狡賢うございます。木下様、堺を焼き払っては元も子もなくなります。残して搾る方がお得でございます。」-人を見ぬく天稟をもつ藤吉郎は初対面の徳左衛門に一切を委ね、千貫を与えた。戦国時代が陰であやつった鉄砲商人のすさまじい才智と欲を描いた表題作他、政治と経済の間に入りこみ、庶民の暮らしの潤滑油となった各種商人の活躍を描出した、著者ならではの快心作集!
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