サムライガール
明鏡止水篇
富士見ファンタジア文庫
雑賀礼史
2000年10月31日
富士見書房
506円(税込)
ライトノベル
「“明鏡止水”という言葉がある」現代の女武芸者御剣涼子は、師匠・鬼塚鉄斎からある一つの試練を与えられる。その試練は時代小説にはよくあることだが、涼子には厳しい試練ーそれは心を鍛えるというのであった。極意を掴むため、平常心を保つ努力を始める涼子。そかし、好事魔多し。涼子の修行を妨げる魔の手が迫っていた。それは草なぎ静馬。彼のレベルの低いいたずらに彼女の怒りは臨界点ぎりぎり。そこで、涼子は事態の解決を武術の強者南雲慶一郎に相談するのだが…。表題作の他に、慶一郎スーパーマン並の日常や静馬と那智の数奇な(!?)邂逅などを綴った5篇の逸話を収録。切れ味抜群、抱腹絶倒。読みごたえたっぷりのEXシリーズ第3弾。
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