竜が孵るとき

富士見ファンタジア文庫

友野詳

2001年1月31日

富士見書房

616円(税込)

ライトノベル

「…天使?」夜の闇に輝いた光に導かれるようにたどり着いた場所で、少女の前に舞い降りたのは、白く大きな翼をもった少年だった。彼は傷ついていた。戸惑う少女に、彼の声が聞こえた。かすかに、自分の名を呼ぶ声。少女は、少年を助けようと決めたー。ディーヴァによって消滅させられた故郷。時空の彼方に消え去った世界を取り戻すべく、“竜の傭兵”は戦う。高嶺在人は、仲間の世界を取り戻すべく戦いに加わるが、敵の襲撃により負傷、仲間とはぐれてしまう。立ち塞がるは妖人“黒虎”。傷ついた彼の翼が、世界を、少女を守るべくふたたび羽ばたく!“600万部の男”友野詳が描く、時空を超えた戦いの物語は佳境へと向かう。

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