EME blue(1)

富士見ファンタジア文庫

瀧川武司

2002年7月31日

富士見書房

638円(税込)

ライトノベル

視界の端に銀の閃光。少年は叫んだ。「うおっ!?」ウエイトレスの持つ円盤が、少年に振り下ろされる。身をよじり一撃をかわす。研ぎ澄まされた刃が、机に食い込む。訓練された動きは、プロのものだった。乾紅太郎、17歳。人を超越する強大な力を持つ彼は、幼少時から秘密組織に属していた。八百万機関ーまたの名をEME。怪異を闇に葬る独立機関だ。任務あけ喫茶店で休む紅を、突如謎の暗殺者集団が襲う。しかし、それは不殺の信念を貫く紅と必殺を掲げる巨大暗殺組織“アシュラハンド”との激しい闘いの序章にすぎなかった…。『EME』の書き下ろしストーリーー紅、蒼、茜が大活躍するハイ・エッジ・アクションーBLUEの第一弾。

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