風の聖痕(2)
富士見ファンタジア文庫
山門敬弘
2002年7月31日
富士見書房
616円(税込)
ライトノベル
「あ…あああああああああああっ!!」袂に隠し持っていた短刀を抜き放つと、女は男の胸に飛び込んでいったー。宴の席で八神和麻を襲ったのは、神凪家の末席に名を連ねる大神家の娘・操。先の風牙衆との戦いで兄と弟を失った操は、和麻を仇として命を狙ったのだ。襲撃は未遂に終わり、何事もなかったように宴は再開されたが、神凪綾乃は、不思議でならなかった。和麻が命を狙われながらも、操を生かしていることに。不可解な和麻の態度に、綾乃の心は何故か激しく揺れ動く。和麻と操の過去に何があったのか!?すべてが謎のまま操が失踪し、事態は最悪の状況に進展していく。魂が叫ぶハイパー・エレメント・アクション。絶好調のシリーズ第2弾。
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