百星聖戦紀(8)
富士見ファンタジア文庫
ひかわ玲子
1999年7月31日
富士見書房
572円(税込)
ライトノベル
ルヴィラードは動揺していた。かつて彼とともに「イルディガルの双頭の鷹」と称されたアクアレード・フォデスト将軍が、都に戻ったというのだ。バルデアル公の陰謀によって、最愛の妹フェリアナと、その婚約者にして親友のアクアレードを失ったルヴィラード。さらには、宮廷を追われ、彼が身を寄せているロイエーヌの砦に、イルディガル皇国軍が迫っているという。強い友情に結ばれながらも、今は敵同士となった、2つの“星”-。だが、ここにまた強い力を持つひとつの“星”が合流しようとしていた。ゴード・ジマー将軍。彼もまたルーンガルド帝国から追われ、イルディガルへ亡明してきているという。星は運命に導かれ、そして群星となる。激動の時代を生きる英雄たちの物語、いよいよ急展開。
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