
戦鬼は雪嶺を翔ける
ミュートスノート戦記
富士見ファンタジア文庫
麻生俊平
1999年9月30日
富士見書房
682円(税込)
ライトノベル
(僕がやったことはなんだったんだ)確かに、ZAMZA日本支部は壊滅した。だが、その代償はあまりに大きい。親友と姉を失い、愛する麻由子の父親もこの手で殺してしまった…。今の自分に一体なにが残されているというのか。都庁の屋上で雪と風と絶望に包まれ、ひたすら死が訪れるのを待ち続ける響。だが、彼のもとに向かっていたのは死神ではなかった。ZAMZAの特殊精鋭部隊“FUNG”、黒い強化服に身を包んだ謎の巨漢“ダガー”、そして死んだはずの聖也たちの姿も…。運命は再び響を戦いの場に引きずり出そうというのかー。極限状態での正義を、友情を、そして愛を描くニュー伝奇ロマン第四巻。
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