全ての歌を夢見る子供たち

黄昏色の詠使い5

富士見ファンタジア文庫

細音啓

2008年2月29日

富士見書房

638円(税込)

ライトノベル

もう一度キミの隣に行きたい、この気持ちは本当。だからー迷わない。黎色の、限りなく孤独な世界に意識を捕われたまま、クルーエルは言い放つ。「わたしは、ネイトを信じてる」しかし、彼女を捕える空白名詠の真精・アマリリスは、執拗に言葉を重ねる。『あの子は、あなたに相応しくない。それにー何をもって、彼の“信じる”という約束を信じるの?』一方、トレミア・アカデミーでは教師たちが、意識不明のクルーエルを治療のためケルベルク研究所へ移送する決定を下す。その時、ネイトは…!?ただ一緒にいたかったー二人の願いが重なる時、世界に二色の詠が響きわたる。詠う召喚ファンタジー、第5弾。

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