キミが誘う境界線(2)

富士見ファンタジア文庫

八街歩

2011年9月30日

富士見書房

660円(税込)

ライトノベル

「こんなものなの、日本のセメタリーは。とんだザコね」ジンを一撃で蹴り倒した金髪美女は、動けないジンを見下ろし嘲った。彼女の名は迷宮院ミカン。セメタリーの統合本部が送り込んできた最精鋭『墓守』にして、新しいジンとキョウスケの上司。「奴が来た理由ははっきりしている…ヨミ、君だ。本部は君の身柄をなんとしても手に入れようとしている。本部は本気だ」危険を察知した日本支部長・リリカの手配により、ジンとヨミは2人で組織の地下に隠れ住むことに。ミカンを隠れ見たヨミは、ミカンが持つ刀は、父が創った『遺失物』だと気づき、心を揺らす。一方、本部は『禁機指定』を発動。ジンは任務に駆り出され…。

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