Room no.1301(#8)

富士見ミステリー文庫

新井輝

2006年10月31日

富士見書房

616円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

あの夜は、本物だった。自分の吹くハープが世界を振るわせていた。オーディエンスの息吹が、鼓動が、手に取るように分かった。ビートとグルーヴ。うねりに身を任せるんだ。シーナのボーカルを感じればいいんだ。一瞬だけ、そう信じることができたー。…でも、やはり自分は本当の本物ではない。シーナは本当の本物だけれども。健一にはなんとなく分かっていた。突き抜けていく才能と自分との距離を。綾も、日奈も、刻也も、どこか欠けていて、どこか尖っている。ライブを重ねるシーナ&バケッツは着実に聴衆を増やす。一方で、変わらないように思われた13階での日々が、少しずつ変わっていく。どこが、どうとは言えないけれどー。時に可笑しく、時に切ない健一の恋愛を探求する物語第八弾。

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