国際情勢と安全保障政策

「インテリジェンスト国際情報分析」三訂増補版

太田 文雄

2010年3月24日

芙蓉書房出版

2,090円(税込)

人文・思想・社会

日米ともに政権交代し、安全保障政策はどう変わるのか?好評のロングセラー本を、中国・北朝鮮関連の最新情報をふまえて全面改稿した決定版。 第1章 インテリジェンスとは? 1.インテリジェンスの定義ーー判断・行動するために必要な知識 2.インテリジェンス源の種類と利点・欠点 3.インテリジェンス組織 4.インテリジェンス・サイクル 第2章 カウンター・インテリジェンス 1.カウンター・インテリジェンス組織 2.上海領事館の電信員自殺事案 3.軍事技術スパイ 4.情報漏洩のインパクト 第3章 安全保障環境 1.将来の安全保障環境 2.国境を越えた脅威 3.我が国周辺の安全保障環境 第4章 懸念国家 1.北朝鮮 軍事的知識とインテリジェンスにより的確な予測/日米安保が発動される寸前の挑発と短期戦がカギ 2.中 国 見積もりをはるかに上回る軍の近代化ペース/中国の国防費は公表値とは違い、相当前から日本の防衛費を凌駕していた/戦略的には日本は負けている/海軍の近代化/米中間の目に見えない熾烈な戦い/第四世代戦闘機の数でも日本を凌駕している中国空軍/中台の軍事バランスは北京オリンピック以後逆転/弾道ミサイルを保有している第二砲兵の急速な発展/衛星破壊実験/海洋進出の背景と狙い/沖ノ鳥島を岩だと主張する意図/海上交通の保護は協力分野/歴史問題を日米中の間で討論するのは得策ではない 3.ロシア 冷戦時代のように再び我が国の脅威になるのか 第5章 国境を越えた脅威 1.国際テロ 国際テロ組織と大量破壊兵器が結びつくことが最も怖い 2.大量破壊兵器の拡散 拡散の主体が国家から非国家にも/保有国は増加している… 3.海賊と海上テロ いつかは船がテロの手段に使われる日がくる… 4.サイバー攻撃  サイバー攻撃でも人が殺傷できる 第6章 同盟・友好国の動向 1.米 国 9.11後、安全保障戦略は大きく変化/先制行動を言っているのはアメリカに限らない/よりインテグレートされる将来の日米同盟/北朝鮮の核問題に対する対応/日本をパスして米中が手を結ぶ可能性はあるのか/メディアが報じていない「アーミテージ・レポートその2」の中身 2.韓 国 韓国はなぜ日米と距離を置き、北朝鮮・中国に近づくのか 3.オーストラリア  安全保障面での一層の絆が求められている 4.欧州・インド・インドネシア コアリションにより欧州諸国と直接の接点も/海上交通保護ではインドとの協力が大切 第7章 安全保障政策 1.基本政策 2.日米防衛協力 3.国際平和活動 4.新たな脅威や多様な事態への対応および事態対処法

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