
戦間期日本陸軍の宣伝政策
民間・大衆にどう対峙したか
藤田 俊
2021年9月24日
芙蓉書房出版
3,960円(税込)
人文・思想・社会
総力戦対応に向けた国家総動員体制の確立に、「宣伝」はどのような影響を与えたのか? 陸軍の情報・宣伝政策と大衆化を牽引した新聞・雑誌・ラジオ・映画・展示等のメディアの関係性を分析。従来の研究では等閑視されてきた戦間期の陸軍・民間・大衆の相互関係を理解する枠組みを提示する。 ◎シベリア出兵時、極東ロシア・東シベリアとハルビンで陸軍が行った新聞操縦の意図は? ◎小説「肉弾」で知られる桜井忠温の陸軍省新聞班長就任がもつ意味は? ◎浜口内閣期、国内外の軍縮論調の中、陸軍はいかなる手法で民間・大衆へ接近したのか? そして民間・大衆はどのようにそれを受容したのか? ◎満洲事変前後の陸軍の宣伝政策の変化を「軍人と政治」という観点から分析 ◎1930年代後半、陸軍の情報統制と戦時情報・宣伝体制はどのように構築されたのか? ◎陸軍省記者倶楽部閉鎖に焦点を当て、戦時体制下における記者クラブ内の新聞社間の関係性と当局との権力構造を考察
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