ポスト冷戦期における日米防衛支出の実証分析

安藤 潤

2018年4月10日

文眞堂

3,080円(税込)

人文・思想・社会

防衛支出は経済にどのような影響を及ぼすのか。冷戦が終結し、対テロ戦争の時代を迎えた米国と、いまだ冷戦構造を残す東アジアで安全保障を取り巻く環境が激変する日本。両国の冷戦期とポスト冷戦期におけるマクロ経済データを用いた豊富な実証分析の結果が示される。冷戦期における先人たちの防衛支出をめぐる研究を未来へと引き継ぐ書。 第1章 社会的厚生最大化モデルを用いた日米防衛支出需要関数の推定 第2章 冷戦期およびポスト冷戦期における社会的厚生最大化モデルを用いた日米防衛支出需要関数の推定 第2章補論  プレディクター・モデルを用いたポスト冷戦期における米国防衛支出需要関数の推定 第3章 日米における政府支出の民間消費代替性・補完性に関する防衛経済学的考察 第4章 日米における防衛支出の民間投資クラウディング・アウト効果の実証分析 ー四半期データを用いた冷戦期とポスト冷戦期の比較研究ー 第5章 日米における防衛部門経済産出高とマクロ経済成長 ーFeder-Ramモデルの推定とその改善ー 第6章 米国における防衛部門経済の外部効果 ー四半期データを用いた冷戦期とポスト冷戦期の比較研究ー 第6章補論 米国における防衛部門経済と経済成長 ー四半期データを用いた単純傾斜アプローチからの冷戦期とポスト冷戦期の比較研究ー 第7章 日本における防衛部門経済の外部効果 ー四半期データを用いた冷戦期とポスト冷戦期の比較研究ー 第7章補論 日本における防衛部門経済と経済成長 ー四半期データを用いた単純傾斜アプローチからの冷戦期とポスト冷戦期の比較研究ー

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