エリアーデの思想と亡命

クリアーヌとの関係において

北海道大学大学院文学研究科研究叢書

奥山史亮

2012年8月31日

北海道大学出版会

9,020円(税込)

人文・思想・社会

ミルチア・エリアーデとヨアン・ペトル・クリアーヌは戦後を代表する宗教学者とされる。彼らは宗教学者として活動する一方で、イタリアやフランス、アメリカを拠点とするルーマニア人亡命者組織においても言論を展開したが、その内実に関しては現在にいたるまで未解明の状況が継続している。本書は亡命者組織における彼らの言論的特徴を整理し、宗教研究、文学創作との関連性を解明する。

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