
江戸の裁判
花祭の里の天保騒動記『議定論日記』
山本正名
2018年9月12日
風媒社
3,080円(税込)
人文・思想・社会
江戸時代の庶民の暮らしと裁判の実態を伝える第一級の史料! 愛知県・奥三河の花祭りの里で起きた商人と百姓の紛争のゆくえは? 江戸表の裁判にまでなったこの事件の顛末を一商人が記した「議定論日記」全5巻を翻刻。紛争の舞台となった地域の歴史を丹念に掘り起こす。 はじめに 本書の関連地図 第一部ー「議定論日記」 江戸の民事裁判記録 第一章 解題 1 「議定論日記」の成り立ち 2 「議定論日記」の意義 第二章 「議定論日記」 1 仁の巻 天保三年辰の冬商人議定書の抑より 午二月争論再発に及ぶ 2 義の巻 天保五年午二月より 同六年未極月に至る 3 礼の巻 天保七年申正月より赤坂御利解中 同年十月に至る御奉行所御指紙到来まで 4 智の巻 天保七年申一月江戸出立の日より 御奉行所御吟味中酉の三月に至る 5 信の巻 天保八年酉三月より 同年十月大尾に至る 第三章 江戸の裁判 「議定論日記」をたどって 1 振草郷の議定論騒動 2 赤坂役所での訴訟 3 天下の鏡にかけて(江戸の訴訟) 4 中泉代官所での示談 5 議定論の結末 第二部ー江戸後期・幕末の群像 第一章 ポスト議定論 1 百姓の夢と罪 2 郷士日名地家の不幸 3 幕閣・幕臣の取組み 4 代官平岡熊太郎のその後 5 公事宿主人紀伊国屋利八の運命 6 名主菅沼七郎兵衛(昌平) 7 保水僧の行方 8 中泉代官と公事宿 9 振草郷の関係者 第二章 「議定論日記」編者・中井大介 巻末資料 おわりに
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