ある軍法務官の生涯

堀木常助陸軍法務官の秋霜烈日記・伊勢、旭川、善通寺、そして満州

西川伸一

2023年5月11日

風媒社

1,870円(税込)

人文・思想・社会

軍法会議の担当文官「陸軍法務官」の日記が証言する、軍が「聖域」だった時代。 伊勢の名家の六男に生まれ、日露戦争後、軍法会議を担当する文官である理事試補に任官し、その後陸軍法務官として軍法務に精勤した堀木常助。彼の残した日記を丹念にひもとき、軍が 「聖域」 視されていた時代とはいかなる時代であったのかを振り返る。 はじめに 第1章 軍法会議と法務官 第2章 伊勢の名門・堀木家の六男として生まれて 第3章 旭川第七師団勤務の日々─一九一六年の日記より   第1節 小樽出張から「獣の将校」まで   第2節 将校相当官と同じ「軍服」を着用して 第4章 善通寺第十一師団勤務から朝鮮軍勤務まで 第5章 満州勤務の日々(1)─渡満・軍事郵便・恤兵 第6章 満州勤務の日々(2)─アヘン・満州航空・国葬   第1節 アヘンに支えられた「満州国」   第2節 満州航空の「多彩な」業務内容 第7章 満州勤務の日々(3)─満州医大・コレラ蔓延・国防婦人会   第1節 満州医大の「悪魔の飽食」   第2節 「満洲帝国」と国防婦人会 第8章 戦病死と四万円寄付 終 章 法務官制度の変質 参考文献 あとがき 堀木常助年譜 図表・写真など一覧 人名索引 事項索引

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

1

未読

0

読書中

0

既読

0

未指定

1

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください