レディになる日

シルエット・ディザイア

ヘレン・R.マイアーズ / 牧原由季

1995年5月31日

ハーパーコリンズ・ジャパン

651円(税込)

小説・エッセイ / 新書

イルミネーションに彩られた街が美しく輝くクリスマスの夜。ドルリー財閥の御曹司ワースは、いらいらと車を走らせていた。よりによって、クリスマスの夜に彼女にふられるなんて。ワースは怒りをぶつけるように思いきりアクセルを踏んだ。と、そのとき突然人影が現れ…ブレーキを踏んだが遅かった。道端に撥ねた少年が汚物にまみれて倒れていた。ああ、なんてことをしてしまったんだ。ロッキーと名乗るその少年を、ワースは屋敷に連れ帰った。嫌がる少年を無理やりバスルームに押し込み、少年に合いそうな着替えの服を捜していると、突然バスルームからものすごい音が聞こえてきた。ワースはあわててバスルームのドアを開け、あっと驚いた。少年だとばかり思っていたのに、浴槽の中でひっくり返っているのは、裸の美少女だった。

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(無題)

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1.6 2017年05月30日

恵まれたボンボンのワースが、クリスマスの日に浮浪者ロッキーを轢いてしまった。ロッキーが洋服を着替えたり、彼女の事情を聞いたあとでロッキーの家まで車で送り届けて2人は別れた。その日にロッキーの唯一の家族である祖父が死んでしまい悲しみにくれるロッキー。ロッキーは家に帰る途中で悪漢に襲われるが、すんでの所でワースに助け出される。ロッキーの事情を知ったワースは、自分の理想の女性を作り出すと言う利己的な理由で、無学のロッキーに投資すると言う。こうして「ワースの理想の女性計画」が始まった。6週間でロッキーは、社交ダンス、スペイン語、礼儀作法、フランス料理、高校卒業書、そして大学への進学が決まった。ハングリー精神が旺盛で飲み込みが早いロッキーにワースも保護者として鼻が高かった。それから2人は愛人関係にもつれ込む。ロッキーはこっそり教会で読書を教えてワースは会社で仕事をして、帰ってきたら情事に及ぶ。しかしオールAの成績を収めた事をワースに伝えようと、彼の会社へ行ったロッキーは、そこで彼の部屋に「彼の理想の女性のクリスタル」を見て、ワースが自分を理想の女性に仕立て上げる事を理由に、契約を交わしたと知る。絶望したロッキーは、ワースの家を出て、数ヶ月間友達の家へ行く。ある日、ワースの父の開くパーティーに強制参加させられそうになったワースは、断ろうと思ったものの「弟チェイスがゲストを連れて来るからお前も必ず来い!」と言われたので、ロッキーだと思って出席すると違う女性がエスコートされている。カッとなったワースは、そのまま家に帰る。家に着くと、ガラテヤがないことに気づく。そこで誰かが自分の部屋に入ってきた。ロッキーだった。2人は、自分の意思を貫き過ぎてすれ違った事を認める。ワースは、ロッキーがそのまま純粋で強靭な魂を持っており、自分の心がわからないワースには、先生が必要だと言う。2人はめでたく結ばれた。ワースが口下手なのはわかるけど、それにしても、君は僕のものだ、とか愛人関係を強行したりとか、それで「結婚なんて絶対しない!」と言い張ったりとかしたせいで、もっと痛めつけられて欲しかった。ロッキーは、可愛いけど、精神的にめちゃ強くなった。最初は本当に不安になるくらい頼り無さげだったのに、最後には頼もしくなった。

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