
人形の家
ハーレクイン・イマージュ
アン・チャールトン / 麻生恵
1990年1月31日
ハーパーコリンズ・ジャパン
576円(税込)
小説・エッセイ / 新書
ステイシーの21歳の誕生日を記念して、ジェイミスン家では、もうじき盛大なパーティが開かれる。シドニー中の名士が招かれる大がかりなパーティだから警備が厳重になるのは無理もないが、それにしても大げさすぎる。父親はなんとなく落ち着きをなくしているし、使用人たちも奇妙なほど神経質になっている。おまけに泊まり込みの警備員まで雇われた。ステイシーは家中の緊張ぶりを不審に思う一方、新たに雇われたその警備員ハルに妙に心ひかれた。彼は、ステイシーのまったく知らない種類の人間だったのだ。
本棚に登録&レビュー
みんなの評価(1)
starstarstarstar
読みたい
0
未読
0
読書中
0
既読
1
未指定
0
登録しました。
close

ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X

LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
Readeeユーザー
金持ちお嬢様が改心する話
成金の娘で金に囲まれて甘やかされて育ったワガママお嬢様ステイシー。写真が好きで無知で、親の敷いた人生のレールに乗っているのに気づきもしない、雨の日の思い出すらない、人を車で轢きかけても悪気も皆無。そんなステイシーがボディーガードのハルを好きになり、金持ちの実家を出て、1人で働くようになる。1年半ほど経ってから再びハルと会い、ハルはステイシーが「謝り慣れたこと」に驚きを隠せない。ステイシーの部屋にはスクラップ写真がびっしりと貼ってあり、この1年半で体験した様々な出来事を写真に収めていた。初めてレストランで働いた時、本屋で働いた時。ハルは自然に囲まれた保養施設を作る事を夢見ていたがステイシーの父のせいで金が借りられなくなり、保養施設の建物はまだ完成していない。ステイシーはショックを受け責任を感じて、ハルの保養施設の仕事を手伝う。その間に、1年半前にハルが、元カノからもらったセーターを大事にしていた事を覚えており、自分もハルにプレゼントしようと、ハルにまた会える口実を作ろうと一生懸命にセーターを編む健気なステイシー。その後、2人は両思いになるが、次はハルが「僕はまだ貧乏だから君にプロポーズできない」と言い出したので、激怒したステイシーは自分の財産を片っ端から使っていく。「彼は金持ちの娘が嫌いなの、だから私は最後の1セントになるまで使い続けるわ」と豪語するステイシー。それを新聞で見たハルは、自分のプライドの下らなさに気づき、ステイシーに改めてプロポーズをする。最初はめっちゃステイシーにムカついたけど、後半からの彼女のタフさ、豪快さが痛快だった。ステイシー、凄くイケメン。
全部を表示
いいね0件