九十日間のミセス

ハーレクイン・イマージュ

エマ・ゴールドリック / 高橋庸子

1998年8月31日

ハーパーコリンズ・ジャパン

671円(税込)

小説・エッセイ / 新書

演劇専攻の学生ローリーは、病院で医学実習生を相手に“標準的患者”の役を演じ、実習の手助けをしている。目下の悩みは二つ。一つは大学の卒業単位が足りないこと。もう一つは、父の死で破産したにもかかわらず母の贅沢癖が抜けず、とうとう家が競売にかけられることになったこと。ところが、その悩みをいっきょに解決してくれる人物が現れた。赴任してきた病院長のハリーだ。彼は一人娘のために親しい母親をさがしていた。ローリーが引き受けてくれれば、卒業単位のことも家のことも、しかるべき手を打ってくれるという。とりあえず契約は三カ月。だが、ローリーの心は揺れた。私はずっと白馬の王子様との出会いを夢見てきたのに…。ひょっとして、ハリーがその王子様ってこともあるのかしら?まずは九十日間だけ、完璧に“妻”を演じてみよう。

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