イヴの誘惑

ハリウッド・光と影1

ハーレクイン・テンプテーション

カンディス・シューラー / 加納三由季

1994年10月31日

ハーパーコリンズ・ジャパン

737円(税込)

小説・エッセイ / 新書

レンズの向こうでは、弟のピアスが濃厚なラブシーンを演じている。だが、カメラを回すゲイジの目には弟など映ってはいなかった。相手役の女優、タラ・チャイニングに完全に魅入られてしまっていたのだ。豊満なバスト、魅惑のウエストライン、クリームのようになめらかな肌。つりあがりぎみの大きな目はいつも媚びるような光をたたえている。彼女はまさに、楽園でアダムを誘惑したイヴそのものだ。昼メロのヒロインとして絶大な人気をほこる彼女だけあって、さすがに妖艶、“妖婦”の面目躍如といったところだな。だが、いくらその外見に惹かれようと、ああいう女優は中身は同じだ。もう二度とそんな女に傷つけられたりするものか…。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

0

未指定

0

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください