
聖なる罪
ハーレクイン・プレゼンツ
ノーラ・ロバーツ / 飛田野裕子
1993年10月31日
ハーパーコリンズ・ジャパン
1,079円(税込)
小説・エッセイ / 新書
八月十五日、首都ワシントン。公園で若い女性の死体が発見された。九月に一人、さらに十月に入ってまた一人。被害者はいずれも金髪で中肉中背、年齢は二十代後半だった。凶器はカトリックの司祭が使う白い肩布で、三人とも首をしめられ、胸には“彼女の罪は許された”というメモがとめてあった…。精神科医のテスは、犯人像分析のため捜査に協力することになった。テスには犯人の心の叫びが聞こえるような気がした。犯人は心を病んでいる。のがれられない使命感から、この“儀式”をくりかえさずにはいられないのだ。犯人に必要なのは裁きではなく、心の治療なのだ。事件の担当刑事ベンは、そんなテスにつらくあたる。ベンにとって犯人はあくまで殺人者なのだ。同情の余地はない。彼はかつて兄を死から救えなかった精神科医に不信感を抱いていた。だが、事件は思わぬ方向に展開していく。テス自身が金髪で中肉中背、二十九歳だったためにー。
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