記憶の歳時記

村山 由佳

2023年10月26日

ホーム社

1,980円(税込)

小説・エッセイ

村山由佳デビュー30周年 記念碑的エッセイ 12の季節をめぐる記憶に引き出され、初めて明かすほんとうの想い。 【内容】 想い出をひもとくと、人生の味わいはぐっと深まる。 デビュー作『天使の卵』がベストセラーとなり、南房総・鴨川でのゆたかな自給自足生活。出奔そして離婚、東京での綱渡りの日々。常識はずれな軽井沢の家で新たな生活、3度目の結婚ーー。そんな村山由佳の大胆な生きざまと、作家としての30年を支えてきたものとは? 季節・猫・モノをキーワードにひもとく、極彩色の記憶たち。人気作家になって抱えた葛藤、編集者との関係、20年隠してきたある猫の秘密、過去の恋愛の数々など、初めて明かすエピソードも満載。 年若いあなたの肩を「案外、大丈夫よ」とやさしくたたき、人生後半戦のあなたに「この先が楽しみ」と思わせてくれる、滋味あふれるエッセイ集。 ・特別書き下ろし掌編小説16ページ収録! ・軽井沢暮らしや愛猫たちの写真も満載! ・貴重な著者直筆コメント多数収録! 【著者】 村山由佳(むらやま・ゆか) 1964年東京都生まれ。立教大学卒業。93年『天使の卵─エンジェルス・エッグ─』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞、09年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞、21年『風よ あらしよ』で吉川英治文学賞を受賞。『猫がいなけりゃ息もできない』『命とられるわけじゃない』『星屑』『ある愛の寓話』『Row&Row』など著書多数。

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