メンタルに効く西洋美術

逆境にもくじけないアーティストたち

宮本由紀

2020年8月24日

マール社

2,090円(税込)

ホビー・スポーツ・美術

《ぼやく、ふてくされる、すっとぼける…。時にはどろ臭い面を見せつつも、 美術を生業とした人々はどのようなメンタルで生き抜いたのか? 作家やコレクター、批評家の肉声が伝える、美術の制作現場。 手紙・伝記・新聞・日誌などに残された"言葉"から、西洋美術をひも解きます!》 1.可愛さあまって憎さ100倍......?〈ゴーギャン&ゴッホ〉 2.教皇の愛から逃れるすべはない〈ミケランジェロ〉 3.雑草魂、極まれり〈ウィリアム・ホガース〉 4.印象派時代の二強女性〈メアリー・カサット&ルイジーヌ〉 5.するめタイプは飽きがこない〈ラファエロ〉 6.仁義なきビジネスマン〈モネ〉 7.スピリチュアルな大転身〈ジェームズ・ティソ〉 8.戦時の対照的な記録写真〈ドロシア・ラング & アンセル・アダムス〉 9.スケッチばかりで何も完成させられない!〈レオナルド・ダ・ヴィンチ〉 本書は、アートの世界に生きた作家・コレクター・批評家たちの肉声を集めた美術の読みものです。 ルネサンス三大巨匠や印象派のモネ&カサット、ポスト印象派のゴーギャン&ゴッホなど人気の作家から、 ホガースやラングといったエッジの効いた作家まで、その生き様を紹介。 後世にまで名を残した彼らですが、常に順風満帆というわけではありませんでした。 逆境にもがき苦しみながら、それでも創ることを止めずに胆力で生き抜いたアートの偉人たち。 彼らの悲喜こもごもには、私たちが現代を生きるヒントがたくさん詰まっています! EPISODE1 可愛さあまって憎さ100倍……?   <その1>メンタルマッチョなゴーギャン <その2>ハイリー・センシティブ男子、ゴッホ  column/見えないものを描くか、見えるものを描くか     ダウンロード OR アップロード EPISODE2 教皇の愛から逃れるすべはない 才能がありすぎたミケランジェロの、苦悶と愛 column/西洋思想に見る「カップル」の起源     my other half EPISODE3 曲線の魅力  雑草魂のホガース  column/ホガースに学ぶ「アートの見方」 EPISODE4 印象派時代の二強女性 <その1>アート・メディエーターの画家、カサット  <その2>ドガを最初に買った米コレクター、ルイジーヌ  <その3>カサットとルイジーヌの女性参政権運動 Column/現代における美術館の理念&役割  EPISODE5 するめタイプは飽きがこない  「人間力」という才能、ラファエロ  column/『法の精神』著者、モンテスキューが語る「美の基準」 EPISODE6 仁義なきビジネスマン  恩ある画商への、モネの仕打ち  column/現代のギャラリー事情  EPISODE7 ファッショナブル絵画から宗教画へ  ジェームズ・ティソの華麗なる転身  column/アーティストとチャペル  EPISODE8 共感か同情か––日系人強制収容所の記録写真  <その1>被写体に寄り添うドロシア・ラング  <その2>スマイル至上主義のアンセル・アダムス  column/意志を継ぐ者  EPISODE9 スケッチばかりで何も完成させられない!  夢想家レオナルド・ ダ・ヴィンチ  column/予言者レオナルド   あとがき

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