体が勝手にやせる食べ方

第2の脳「腸」が肥満を止めるレシピ145

Makino mook マキノ出版ムック

辨野義己

2012年9月30日

マキノ出版

921円(税込)

美容・暮らし・健康・料理

■腸内細菌が太りやすさを決めていた。腸を整えれば、やせる、美肌になる、免疫力も高まる!腸内研究の第一人者も10キロやせて、10歳若返った!【あなたの「腸年齢」がわかるチェックテスト付き】体と腸が元気になるおいしいレシピが満載! ■やせる人、太る人の違いとは?同じ量・同じエネルギー(カロリー)のものを食べていても、やせる人もいれば、太る人もいます。これまでの科学ではこのなぞについて、人による運動量の違いや体質などというだけで、決定的な答えを出せませんでした。最近の研究によって、このなぞは解明されつつあります。そのカギを握っているのが、「腸内細菌」なのです。腸内細菌のバランスによって、人はやせたり、太ったりすることがわかってきました。そして、腸内細菌のバランスを良好に保つだけでも、肥満対策に有効に働くのです。しかし、食の欧米化によって、多くの人の腸内細菌のバランスは荒れている状態です。そのことが肥満はもとより、大腸ガンをはじめとするさまざまな病気を増加させています。私の調査では、実年齢に比べ、腸の年齢が20歳以上も年を取っているという人はざらにいました。ライフスタイル、特に食事に気をつけることによって、腸内細菌のバランスは保たれ、体重は適正なものに変化していきます。腸の年齢も若返り、免疫力(病気に対する抵抗力)は確実に高まります。私自身、腸内細菌のバランスを保つ食事に変えたところ、1年間で10キロの減量に成功しました。ひどい花粉症もなくなり、見た目も10歳以上若返ったと人からいわれます。何歳からでも遅くはありません。食物繊維の多い食事やヨーグルトが、スリムで健康な体を作ってくれます。さあ、ページをめくり、体が勝手にやせる食べ方を覚えていきましょう。 監修者について: 1948年、大阪府生まれ。独立行政法人理化学研究所イノベーション推進センター辨野特別研究室(特別招聘研究員)。農学博士(東京大学)。DNA解析により腸内細菌を多数発見。腸内細菌と病気の関係を広く調べ、ビフィズス菌・乳酸菌の健康効果も訴えている。また、「うんち博士」としてテレビや雑誌、新聞などのマスコミに広く取り上げられている。日本獣医学会賞(1986年)、日本微生物資源学会賞(2003年)、酪農学園大学獣医学部同窓会・三愛賞(2007年)、文部科学大臣表彰・科学技術賞(理解増進部門)(2009年)など、多数の受賞歴あり。

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