
濃厚医療で苦しまない大往生実践ガイド
Makino mook マキノ出版ムック
2012年9月30日
マキノ出版
817円(税込)
美容・暮らし・健康・料理
死は本来、穏やかで安らかなものである。それを過酷なものにしているのが、現代の「過剰なまでの」医療なのだ。こう断言するのは、大ベストセラー『大往生したけりゃ医療とかかわるな』の著書・中村仁一医師。「死ぬなら、完全放置のがんに限る」と言い、よりよく生きるために、死を見据えて生きることを説いています。 「口から食べられなくなったら、どうするか」と読者に問うのは、元血管外科医の石飛幸三医師。安易に胃ろうや経鼻胃管を用いることへの警鐘、人間の尊厳の冒涜、老人ホームでの実態を紹介しながら、自分ならどうしたいか、寝たきりで意識のなくなる前に家族と一緒に考えてほしいと訴えます。 一方、作家の田口ランディさんは、これまで大切な人を何人も看取ってきた経験から、大往生について思うところ、そして心のままに生きること、心の声を聞くことの重要性を語ってくれます。 現在、新聞やテレビでも話題になっている尊厳死について、またどうやって家族の死を看取るか、自分の死を迎えるべきかについて、誰もが一考すべきことがらについて深く掘り下げた一冊です。体験者の生の声も取材し、いかに大切な人の最期を迎えるか、そのときどうすればいいのかについて、一緒に寄り添ってくれる本です。 目次: (1)「死は穏やかで安らかなもの」数百例を見届けた現役医師が提言する自然死の勧め 社会福祉法人同和園附属老人ホーム診療所所長 中村仁一 (2)「死ぬのは完全放置のガンに限る!」放っておけば痛まない!最後まで意識が鮮明 社会福祉法人同和園附属老人ホーム診療所所長 中村仁一 (3)「自分はどう死にたいか」を考えると今後どう生きるべきかがおのずと見えてくる 社会福祉法人同和園附属老人ホーム診療所所長 中村仁一 (4)口から食べられなくなったらどうする?最期まで自分らしく生きるために考えよう 芦花ホーム医師 石飛幸三 (5)胃ろうを外し再び自分の口で食べられるまで回復した父の介護から教えられたこと 自営業・54歳 山田 穣 (6)生きるも死ぬも天の采配。ならば自分の本心を理解し思いのとおりに生きていきたい 作家・田口ランディ (7)看取るとは「見とる」だけ 家族を穏やかに見送るための心得 社会福祉法人同和園附属老人ホーム診療所所長 中村仁一 ・明日死なれても後悔しない身内とのかかわり方が明確になるお通夜エクササイズ (8)ガンでも治療せず痛みとも無縁!自分の葬儀の段取りまで行い静かに旅立った夫 主婦・70歳 大槻澄子 (9)ガンの治療を拒否し好きな卓球をして人生を全うした夫の静かで穏やかな生き方 主婦・76歳 森野よし子 (仮名) (10)「自然死とはこんなに安らかなのか」と98歳の祖母を看取って家族みんなが実感! 主婦・32歳 佐藤香織 (仮名) (11)延命治療を拒み家での暮らしを望んだ娘の最後のメール「在宅でよかった。ありがとう」 主婦・55歳 田嶋早苗 (12)大人気!中村医師の毒舌に明るく笑いながら死を考える「自分の死を考える集い」 ジャーナリスト 成田知子 (13)「生きているように逝きたい」自分の面倒は最後まで自分で見たい私の死の準備 画家・84歳 うんのともえ (14)「自分の死を考える」ための具体的な行動十五ヵ条と「事前指示書」の書き方を指南 社会福祉法人同和園附属老人ホーム診療所所長 中村仁一 (15)老いも若きもお一人さまも自分のため家族のために残してほしいエンディングノート エンディングデザインコンサルタント 柴田典子 (16)自分が快適なら病院に行く必要なし!超高血圧でも薬を飲まない80代医師が提言 毛利医院院長 毛利子来 (17)高血圧に降圧剤を使うのは危険!やめても8割の人は血圧が上がらず体調が改善 医師 松本正光 (18)インフルエンザワクチンには予防効果はない!むしろ重篤な副作用のほうが心配 元国立公衆衛生院駅学部感染症室長 母里啓子
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