君たちはどう生きるか

吉野源三郎

2017年8月24日

マガジンハウス

1,430円(税込)

人文・思想・社会 / 美容・暮らし・健康・料理

池上彰さんも子供時代に感動! 日本を代表する歴史的名著が、 マンガ化と同時に読みやすい新装版で刊行! 「ヒューマニズムに根差した良い本は、 時代を超えて人々の心をつかむのです」 (ジャーナリスト/池上彰さん) 1937年に出版されて以来、数多くの人に読み継がれてきた、 吉野源三郎さんの名作「君たちはどう生きるか」。 今回前書きを書いてくださった池上さんも、 小学生時代に、父親から渡された当初は 読もうとしなかったのですが、気がつくと夢中になって どんどん読み進んでいたと言います。 人間としてどう生きればいいのか、楽しく読んでいるうちに 自然と考えるように書かれた本書は、子供はもちろん 多くの大人たちにも共感をもって迎えられてきました。 勇気、いじめ、貧困、格差、教養、、、 昔も今も変わらない人生のテーマに真摯に向き合う 主人公のコペル君と叔父さん。 二人の姿勢には、数多くの生き方の指針となる言葉が示されています。 活字も大きくなった読みやすい新装版で、 ぜひ、色褪せない名作の面白さを堪能してください。 『君たちはどう生きるか』を読む前に “私たちはどう生きるか”        池上彰    まえがき                     1、へんな経験                    ものの見方について(おじさんのノード)    2、勇しき友                     真実の経験について(おじさんのノート)    3、ニュートンの林檎と粉ミルク            人間の結びつきについて(おじさんのノート)  4、貧しき友                     人間であるからには(おじさんのノート)    5、ナポレオンと4人の少年              偉大な人間とはどんな人か           6、雪の日の出来事                7、石段の思い出                   人間の悩みと、過ちと、偉大さについて(おじさんのノート) 8、凱旋                     9、水仙の芽とガンダーラの仏像          10、春の朝

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みんなのレビュー (3)

のふぇあまん

いい意味での道徳教育

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3.1 2023年12月03日

コペル君が学校生活の中で経験する友達との関係や社会との関わりあいの中で、疑問や失敗や間違いを通じて、人間とはどう生きるのが正しいのかを考え、成長する姿を描いた作品。 昔から読み続けられる有名な作品だが、これまで読む機会がなく今回初めて手に取った。コペル君が伯父さんのノートを通じて、いろいろなことを教えてもらったり、考えさせられたりという形式をとっている。古い作品だけに、今の感覚と少し合わないかと思われる箇所もあるが、根本に置かれている人として正しい生き方や行動のあり方は普遍的なものだ。 タイトルの雰囲気とは異なり、大変読みやすいのは若き児童や学生を意識したものかも知れない。 ちなみに今回読む気になったのは、本作品と同名のジブリ映画作品を見たのが契機だが、映画の内容は全く関係ないことが良く分かった。

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Readeeユーザー

(無題)

-- 2018年12月16日

pandax

おじさんいい男すぎる

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4.5 2018年08月21日

コペル君の経験にも成長にも思うところはあったけど、それより何より、おじさんがいい男すぎる。どうしたらこんな大人になれるのか…おじさん…気になる。 最後の一行にグッとくるから、漫画版よりも断然こっちが好き。

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