ベトナム戦争の最激戦地中部高原の友人たち

グエン・コック / 鈴木勝比古 / 古田元夫

2021年10月5日

めこん

2,750円(税込)

小説・エッセイ

最も苛酷な戦場だったベトナムの「中部高原」とはどんなところなのか…。 30年余の従軍体験の中でこの地の人と自然に魅せられたベトナム随一の作家が綴った回想記。ベトナムで最も権威ある文学賞「ハノイ作家協会賞」を受賞しています。 「中部高原」については、フランスの人類学者による著名な研究記録がありますが、日本にはほとんど紹介されていません。また、ベトナム戦争の報道においても、この地の地政学的・歴史的分析はありませんでした。 本書は、ベトナム現代史と文化人類学、さらには開発と自然保護問題の面で重要な意味を持つエッセイです。解説「タイグエン略史」はベトナム研究の第一人者古田元夫氏によるものです。 第1章 永遠の時空に身を置く人々   第2章 古木の森の木彫り  第3章 森の賢明さ  第4章 地下水、緑の森と生命  第5章 共同の家、部落の魂  第6章 高原のわが友人たち  第7章 ヌップ、全中部高原の部落の長老  第8章 ニンノン月  第9章 ステン人の六つの魂  第10章 ムオンホンのアーボック  第11章 森の中の旅芸人  第12章 クニアの木を生んだ無名の芸術家  第13章 コンクロに帰った人  第14章 銅鑼に声を教える  第15章 アカーン、春  第16章 コンブライユーのごった煮野菜スープ  第17章 雷鳴と稲妻、男性と女性、ザライの不思議  第18章 耳吹きの儀式と甕酒、散漫な記憶と忘却  解説ーータイグエン略史

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