急所を直撃!とっておきの雁木破り

マイナビ将棋BOOKS

小林裕士

2019年5月16日

マイナビ出版

1,694円(税込)

ホビー・スポーツ・美術

コンピュータ将棋の影響や、増田康宏六段ら若手棋士が採用し好成績を挙げたことでその優秀性が再認識され、大流行している戦法が「雁木」です。 堅さよりバランスを重視する現代将棋の象徴ともいえる囲いで、攻守にわたってスキがないの大きな特長です。 雁木が流行したことで、それと同じ数増えたのが雁木を相手にする場面です。 相手にしたときにこれほど嫌な囲いはないでしょう。なにしろどこから手をつけていいのかわかりません。下手に一点集中で攻めてもうまくかわされ、カウンターのための手駒を相手に渡すだけに終わります。 どこが急所で、どこから開戦していいのかすらわからない、そんな数多くの将棋ファンの福音となるのが本書です。 本書では▲3七銀急戦、腰掛け銀、相雁木という3つの雁木に対する有力策を紹介しており、3つの作戦すべてで互角以上に戦えることがわかります。あとは自分の棋風や好みにあわせてどれか一つの作戦を選ぶだけ。 これで雁木対策に悩まされる日々ともサヨナラです。 急所を直撃!とっておきの雁木破り 目次 第1章 雁木対▲3七銀型急戦 第2章 雁木対腰掛け銀 第3章 相雁木 第4章 雁木△7四歩〜△7五歩型 第5章 実戦編  第1局 西尾明六段戦  第2局 藤井聡太七段戦  第3局 森下卓九段戦

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