読んで楽しい日本の童謡
中村幸弘
2008年6月30日
右文書院
1,980円(税込)
人文・思想・社会
文部省目線の明治唱歌に抵抗して、子どものために子どもの心を歌ったのが近代童謡だった、という。その、一見、平易にすぎる歌詞から、大正・第二次大戦後の、それぞれの時代の子どもたちの、喜びや悲しみや、夢や希望や、さらには、時代を生きるドラマまで読み解いていく。さりげないオノマトペにも、意味が見えてくる。
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