
保育士のための社会的養護
吉田 明弘
2015年6月15日
八千代出版
2,310円(税込)
人文・思想・社会 / 資格・検定
社会的養護の対象児は、虐待や育児放棄、障害などが原因で「当たり前の生活」を奪われてきた子どもたちばかりである。彼らに対して本当に必要なものは何か。専門的ケアのもと、主に心理学の手法を用いた働きかけが盛んであるが、生き直しの場、すなわち社会参加の機会がない限り、将来の展望は開けないのだ。社会的養護の理念は、見返りを求めない「愛(博愛)」である。その愛とは精神的なものでは決してない。具体的な行動と、社会改良によって果たされる。愛に基づいた社会的養護を実現する一助にと編まれた好著 第1章 社会的養護の理念と原理 第2章 社会的養護の体系と制度 第3章 社会的養護の歴史的展開 第4章 現代家族問題と社会的養護 第5章 各施設種別における社会的養護内容 第6章 社会的養護の実践方法 第7章 社会的養護を支える専門職と新しい仕組み(第三者評価) 第8章 社会的養護をめぐる諸課題
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