母にはなれないかもしれない 産まない女のシスターフッド

若林理央

2024年2月26日

旬報社

1,650円(税込)

人文・思想・社会

「子どもを産まない」その一言が言いづらい 「なんで産まないの?」「次は子どもだね」「産んだらかわいいって思えるよ」「産んで一人前」 友だち、親、同僚、パートナー、SNSの言葉に戸惑い、傷つく女性たち。 女性たちの「産まない・産めない・産みたくない」を丁寧に聞きとったインタビューと 著者自身の「産まない」を紐解くエッセイから見えてくる、日本の女性たちのリアル。 1章 私は「産まない」を選んだ 2章 産まない・産めない・産みたくない女性たち  1 「できたらどうしようと思いながら、夫とのセックスは避妊していない」  2 「男性社会で仕事をするために産まない」  3 「不妊治療に費やしたのと同じ年数、産めないことに傷ついてきた」  4 「産まないつもり。パートナーとは一度もセックスしていない」  5 「母親から言われた「恋愛も結婚もしないで生きて」という言葉」  6 「もし、時間が戻せるなら産まない」 コラム  「産んだ人」に投げかけられる言葉の棘 3章 対談 若林理央×佐々木ののか 産む・産まないを「選択」することはむずかしい

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