
性格類語辞典 ネガティブ編
アンジェラ・アッカーマン / ベッカ・パグリッシ / 滝本杏奈
2016年6月25日
フィルムアート社
1,430円(税込)
人文・思想・社会
シリーズ累計24万部突破! 爆発的ヒット『感情類語辞典』の「性格版」が登場! 頑固、悲観的、わがまま……共感を呼び、応援したくなる「ネガティブ」キャラのすべて。 ☆「ネガティブ編」「ポジティブ編」2冊同時刊行!! 小説家、脚本家、漫画家、演出家、俳優……そして「人間」そのものを見つめ直したい方、必携! ネガティブ因子を増幅させて プラス要素に転換する! それがドラマだ! ドーーーーーン! ──藤子不二雄Ⓐ(漫画家) 「臆病な人物」のはずが、話の途中でぶれてしまう。 この辞典は、そんな創作の悩みを解決するだろう。 ──飯間浩明(国語辞典編纂者、『三省堂国語辞典』編集委員) 悪役は主人公の鏡だ。魅力的な悪役は、物語に深みを与え、ときに主人公の影を薄くしてしまうほどの強力な光を放つこともあります。 人は誰もがポジティブな要素だけで成り立っているのではありません。むしろ、ネガティブな要素にこそ魅力が隠されています。たとえば、不安定な心の変化や成長、葛藤などについて理解し、それらの考察によって登場人物を描写することで、より強度のあるストーリーが生まれるのです。 本書では、人間の「欠点」について考えられる要因や、関連する行動・態度・思考などを通して、キャラクターのネガティブな属性について学ぶことができます。実際の文学や映画作品にみられる事例も豊富に紹介し、小説家や脚本家にとってはわかりやすく、創作者以外の方にとっても登場人物に照らし合わせて楽しむことができる内容です。 あえてキャラクターの暗い面に対して光を投げかける本書は、そのネガティブな面だけではなく、ポジティブな面も知ることで、魅力的な「欠点」づくりを目指す1冊です。また、ネガティブな人物を鮮明に描くことで、ポジティブな人物をより輝かせることもできます。物語を深みのあるものにするだけでなく、読者の日常生活においても自分自身の性格を見つめ直すことにおいて役立つでしょう。 ◎『ネガティブ編』では、106項目の「ネガティブな属性」を取上げています。 ◎イラスト:小山健 【『類語辞典』シリーズについて】 フィルムアート社の『類語辞典』シリーズはSNSを中心に爆発的に広まり、これまでの累計刷部数は24万部を超える大ヒットを記録しています。人間の喜怒哀楽を項目化し、それぞれの感情に由来する行動や反応を集めた『感情類語辞典[増補改訂版]』。あらゆるキャラクターの明るい面、暗い面から人物描写を深めたい方におすすめの『性格類語辞典 ポジティブ編』 『性格類語辞典 ネガティブ編』。255もの「場面」…
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