あの公園のベンチには、なぜ仕切りがあるのか?
知らぬ間に忍び寄る排除と差別の構造
論創ノンフィクション 44
森達也
2023年10月30日
論創社
1,980円(税込)
科学・技術
排除したい。だからこそ見えづらくする。街を歩いていても気づきにくい。目をこらさないと見えてこない。こっそりと進められていく排除のシステム。誰が排除されているのか。どうやって排除しているのか。11人の論客がそれぞれの専門分野の状況を読み解く。 五十嵐太郎 かたちが命令する/雨宮処凛 困窮に至るまでの、そして困窮してからの排除/今岡直之 賃労働・家族・福祉からの排除あるいは脱出/葛西リサ 住みたい部屋で暮らせない/渋井哲也 学校という排除空間/武田砂鉄 「五輪やるから出ていけ」の現在地/田中元子 わたしたちはベンチかもしれない/朴梨順 変質するヘイト。そして微かな希望/福原麻希 インクルーシブ教育は本当に可能かー障害者と排除/森達也 排除アートは増殖し続けている/安田浩一 排除と偏見を逆手にとる
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