アイヌ近現代史読本
小笠原 信之
2001年7月1日
緑風出版
2,530円(税込)
人文・思想・社会
アイヌの歴史、とりわけ江戸末期から今日までの歴史をやさしく書いた本は、ほとんどない。本書は、松前藩によるアイヌ搾取、1789 年のアイヌ民族最後の蜂起といわれるクナシリ・メナシの蜂起と弾圧、幕府の直轄支配と明治維新政府のアイヌモシリ(アイヌの大地)の収奪など、アイヌ支配の歴史、それに対するアイヌ民族の差別との闘い、民族復権への道程を分かりやすく書いた。 江戸末期から今日までのアイヌ民族の過酷なまでの近現代史。 1.「異域」から「内国」へ 南下を進めるロシア アイヌ最後の集団蜂起 幕府、蝦夷地の直轄へ 2.「皇国の臣民」へ 場所請負制を廃止 平民籍へ編入、「旧土人」となる アイヌの風俗習慣を禁止する 英国人アイヌ墳墓盗掘事件 3. 樺太・北千島アイヌの悲劇 樺太千島交換条約を締結 樺太アイヌの強制移住 対雁移住後の暮らし 北千島アイヌの強制移住 4. 開拓の嵐、吹き荒れる アイヌの土地を合法的に強奪する 三県時代の救済策 屯田兵を核に、和人が大挙移住 貧民を植えずして富民を植えん 健康を損なうアイヌ 次々と破綻する救済策 「北海道旧土人保護法」を制定 「北海道旧土人保護法」の実績 旭川・近文アイヌ給与地紛争 皇民化教育の徹底 5. 逆境から起ち上がる 医療補助と生活改善の施策 宣教師バチラーの多彩な活動 民権家たちの眼差し アイヌは訴える三人のアイヌ歌人 知里幸恵と真志保 アイヌ協会設立へ戦争とアイヌ 6. 民族復権の新しい波 再生アイヌ協会と農地改革の嵐 新冠御料牧場の返還運動 アイヌに独立を打診 鳩沢佐美夫の抵抗精神 アイヌを食いものにする学者たち アイヌ肖像権裁判 北海道百年記念事業とアイヌの闘い 実態調査とウタリ福祉対策 「アイヌ新法」を目指して 「アイヌ文化振興法」施行後 アイヌ議員 「先住性」を認めた二風谷ダム訴訟判決 国際的な流れと連帯
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