日本型ワーカーズ・コープの社会史

働くことの意味と組織の視点

石見 尚

2007年3月28日

緑風出版

2,640円(税込)

ビジネス・経済・就職

働くということはどういうことなのか? 資本家も労働者もなく、人がその仕事に意味を見出して共に働いて成果を共に分け合い得ないのだろうか? 労働者生産協同組合、ワーカーズ・コープ(協同労働の協同組合)はそうした思想と運動だ。 本書は、ワーカーズ・コープ研究の第一人者が、日本のワーカーズ・コープの歴史と運動史を総括、近未来の労働と社会のあり方を考える力作。 まえがき 序 章 本書の視点 第一章 日本協同組合同盟の理想と現実 第二章 生産合作社運動 第三章 GHQの対日労働政策と日本の生産管理闘争の結果 第四章 企業組合と農事組合法人 第五章 日本の労使関係 第六章 労働者自主生産と協同組合化の道 第七章 市民事業型の協同労働の発展 結びにかえて 参考文献 あとがき

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