原発時代の終焉

東京電力福島第一原発事故10年の帰結

小森 敦司

2021年2月26日

緑風出版

1,980円(税込)

科学・技術

東京電力福島第一原発事故から10年。この間、目の当たりにしたのは、いわゆる「原子力村」の強大な姿だ。事故があっても、大手電力や政財界は原発を維持しようと様々な画策をしてきた。原発を支える構造は変わらず、安倍政権は民主党政権の「原発ゼロ」政策を反古にして原発推進路線に舵を切った。しかし本書を読めば、東電の原発事故が福島の人びとにいかに精神的、肉体的に犠牲を強いるばかりか、原発推進がすでに経済的に破綻し、国民全体の犠牲につながるものであるかが分かる。再生可能エネルギーも大きく成長し、原発依存の時代は終焉を迎えようとしている。そうした実態を裏付ける、小泉純一郎元首相をはじめ関係者のインタビューも収録した。

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