美しい村に放射能が降った

飯舘村長・決断と覚悟の120日

ワニブックス〈plus〉新書

菅野典雄

2011年8月31日

ワニ・プラス

836円(税込)

小説・エッセイ / 科学・技術 / 新書

2011年3月15日朝、東京電力福島第一原発の爆発で噴出された放射性物質は、風に乗って北西へ運ばれ、雨とともに美しい村へ降ったー。原発北西30〜50キロ圏に位置する福島県飯舘村は、当初、村の一部以外避難区域に指定されていなかったが、次第に放射能汚染が明るみになり、4月22日、全域が計画的避難指示区域に指定されるに至った。村長・菅野典雄氏が、国やマスコミとの攻防と奮闘、命か暮らしかで決断を迫られたその時々の心の内、さらに「2年で村に帰る」展望など思いのたけを綴る。

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