見えない巨人

微生物

別府輝彦

2015年11月2日

ベレ出版

1,540円(税込)

科学・技術

蒸した米を酒に、練った小麦粉をパンに変える一方、食べ物を腐らせたり、恐ろしい伝染病を起こしたりするのも微生物。そして、動植物の遺骸や人間が作りだすゴミを分解し、地球と共生しながら地球を回しているのも微生物。 では微生物とは一体どんな生き物なのだろうか?じつは答えるのが難しいこの問いに対し、本書では、「見えない」「巨大な」「多様な」という3つの形容詞を鍵にして語っていく。そして、その中でも「多様性」について、「発酵する微生物」「病気を起こす微生物」「環境の中の微生物」の3つのトピックに分けて、詳しく解説する。 文化功労者で日本学士院会員でもある著者が贈る、読みやすく、わかりやすい微生物の「新しい」教科書。 1 微生物とは何だろう?  1-1 微生物は見えない生き物  1-2 微生物は巨大な生き物  1-3 微生物は多様な生き物  1-4 微生物と人間のかかわり 2 発酵する微生物  2-1 発酵とは何だろう?  2-2 発酵という文化  2-3 新しい微生物、新しい発酵  2-4 次の世代に向かって 3 病気を起こす微生物  3-1 歴史の中の感染症  3-2 病原体との戦い  3-3 新しい感染症の姿 4 環境の中の微生物  4-1 環境を支える微生物  4-2 共生する微生物  4-3 集団としての微生物  4-4 地球環境と微生物

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