木材の乾燥 I 基礎編

木材の加工・利用に際し乾燥技術は必須です。本書は技術史・研究史、乾燥技術の基礎から実務までを詳述。付録に含水率・発熱量等データ集、乾燥スケジュール表。木材乾燥にかかわる研究者、技術者、技術教育のための必携の書。 ＜b＞第1章　木材乾燥の歴史と乾燥法＜/b＞ 　第1節　木材乾燥の歴史 　第2節　木材乾燥法の概要 ＜b＞第2章　木材乾燥の基礎＜/b＞ 　第1節　木材の構造 　第2節　木材中の水分 　第3節　水分の移動 　第4節　水分蒸発 　第5節　乾燥速度 　第6節　平衡含水率 　第7節　乾燥応力とひずみ 　第8節　ヒステリシス 　第9節　密　　度 　第10節　収縮異方性 　第11節　乾燥温度と強度 ＜b＞第3章　含水率と測定法＜/b＞ 　第1節　含水率の定義 　第2節　全乾法 　第3節　X線による方法 　第4節　電気的測定法 　第5節　含水率計 　第6節　含水率基準 ＜b＞付　　録＜/b＞ 　1　飽和水蒸気表 　2　平衡含水率図 　3　熱量単位 　4　空気線図 　5　乾湿球温度差と相対湿度 　6　燃料別発熱量 ＜b＞索引・用語解説＜/b＞ コーヒーブレイク 　1 昭和初期の人工乾燥の専門書は？ 　2 ヒステリシスが生じる理由 　3 塗装した木材の収縮・膨潤（shrinkage・swelling）はどのようになるのか？ 　4 天然乾燥処理材の含水率基準