Music & design

ポストCD時代のカヴァー・アート

エイドリアン・ショーネシー / 喜代門竜之介

2008年9月30日

ビー・エヌ・エヌ新社

4,950円(税込)

エンタメ・ゲーム

21世紀において新しいデジタル・テクノロジーは、音楽の発見、購入、そして聴取の仕方を変えた。多くの人々がMP3をダウンロードして音楽を聴く時代。そこにはアルバム・カヴァーやCDパッケージはもはや存在せず、新しい世代のリスナーにとって、もはや無意味なものと捉えられている可能性もある。だが少なからぬ人々にとっては、アルバム・カヴァーがもたらす豊かな視覚的体験はこれまで以上に重要となっている。印刷や加工、素材、タイポグラフィ、イラストレーション、写真…。記録された音楽はデジタル化され、目には映らない。しかし依然として、音楽とデザイン、音楽とパッケージングには深い繋がりがあるのだ。本書は、アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、スウェーデン、オーストリア、スイス、オーストラリア、日本ほか世界各地から集めた四百枚以上のカヴァー・アートを収録している。現状に関する評論から始まり、三十のデザイナー及びレーベル・オーナーへのインタビューを掲載。彼らの発言を通して、ポストCD時代のグラフィックの在り方、また音楽産業の現状に迫る。

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