身体と感情を読むイギリス小説

精神分析、セクシュアリティ、優生学

武田美保子

2018年4月9日

春風社

2,970円(税込)

小説・エッセイ

ジョージ・エリットからアンジェラ・カーターまで。身体/感情の二項対立を超え、両者の錯雑な関係の在り様を文学作品のなかに読む。 序章 身体と感情の二分法を越えて 1 ヒステリー症 第1章 『ダニエル・デロンダ』のねじれー「顔」が暴く豊穣なる亀裂 第2章 ギッシング小説におけるジェンダー化する身体への抵抗ー反流行文士とヒステリー症 2 荒野と都市 第3章 耳と目から読む『帰郷』-歌劇の舞台としての荒野 第4章 『ジキル博士とハイド氏』の優生学的身体ー人格と都市 3 モダニズム小説 第5章 『ダロウェイ夫人』の「ひきつり」-優生学言説と小説技法 第6章 越境する身体ー『ユリシーズ』の民族、女性、書物 4 欲動 第7章 『モーリス』の内なるホモフォビアー精神と身体の均衡に向けて 第8章 「赤ずきん」物語と身体性ー「狼たちの仲間」と内なる「狼」

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

0

未指定

1

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください