
鶴見俊輔、詩を語る
鶴見俊輔 / 谷川俊太郎 / 正津勉
2022年7月29日
作品社
2,420円(税込)
人文・思想・社会
出鱈目の鱈目の鱈を干しておいて 夜ごと夜ごとに ひとつ食うかな 谷川 〔詩は〕やっぱりフッと出てくるんですか、なんにも考えないで。 鶴見 そう。これから仕事しようとかそういうのじゃなくて、フウッと出てくるというものが詩になっているわけ。 「俊」の一字に結ばれた詩人と、元教え子の詩人を相手に、縦横無尽に詩を語る。 鶴見俊輔生誕百年に甦る、幻の鼎談! 鶴見俊輔、生誕百年。できのよくなかった「へんな生徒」に何事かできることはないか。そこで思い出されたのが筐底の稿だった。あらためて目を通しかさねて読むほどに思いをつよくした。これをこのまま眠らせて置いてはいけない。すぐさま谷川さんに相談してみると、まったくの同意見であった。というしだいでこの稿が日の目を見ることになった。 「歌学の力」と。初出誌にそう表題された。透徹の目だ。ここには鶴見俊輔が長年にわたって、詩に込めてきた深い思いのほど、あまさず存分に吐露披歴されている。できうるなら多くの方の手に取られたくある。 (本書・正津勉「後書」より)
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