
東国古代遺跡の定点
東国古代の考古学 7
眞保昌弘 / 田中広明
2024年5月25日
高志書院
6,600円(税込)
人文・思想・社会
歴史時代の考古学は型式学・層位学による新旧関係は把握できるが、時間軸上の座標は、自然科学的手法の観測や紀年銘資料とその共伴関係を加味して得ている。本書ではこの定点資料を扱う上での留意点のほか、土器・瓦等の型式に実年代を与える具体的な実践例を示す。第3部には関東地方の紀年銘資料集成稿を載せ、読者の便をはかる。 はじめに……………………………………………田中広明(埼玉県埋文元調査部長) 第1部 土器・瓦・出土文字資料 古代の編年研究と実年代をめぐる諸問題………高橋照彦(大阪大学教授) 相模国における土器編年上の実年代……………田尾誠敏(東海大学等非常勤講師) 土師器と須恵器 越後国…………………………春日真実(新潟県埋蔵文化財調査事業団) 紀年銘墨書土器 上総・下総国…………………加藤貴之(市川市教育委員会) トピック下野国府と下野薬師寺跡出土資料……田續良太 トピック三ツ和遺跡出土木簡の共伴遺物………浅井 希 弘仁地震の頃に使用された武蔵型甕……………滝澤 誠 元慶地震と武蔵新久窯……………………………有吉重蔵(トキオ文化財株式会社) 第2部 年代定点資料の周辺 文献史学からみた東国遺跡の〈年代定点資料〉…荒井秀規(藤沢市役所郷土歴史課学芸員) 年代定点資料と地域社会の読解…………………眞保昌弘(国士舘大学教授) 多胡碑と多胡郡正倉跡……………………………滝沢 匡(高崎市教育委員会) 定点資料としての上野三碑………………………前澤和之(上野三碑活用推進協議会学術顧問) 第3部 紀年銘資料集成稿 凡 例 紀年銘資料一覧表…………………………………荒井秀規 紀年銘資料図版と釈文……………………………滝澤 誠
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