国家の教育支配がすすむ

〈ミスター文部省〉に見えること

寺脇 研

2017年11月10日

青灯社

1,760円(税込)

人文・思想・社会

国民統制をはかり、教育行政への介入を急速に進める政権。 今の日本に本当に必要な教育の姿とは? ◇「詰め込み」ではない「ゆとり」教育は、ポスト近代の「生きる力」の要請でもあった。 ◆「総合的な学習の時間」は自分で考える生徒を生み、「ゆとり以前」には  考えられなかった成果を見せはじめている。 ◇グローバル時代・高齢化に向けての専門教育と生涯学習──「学びの伏線化」。 ◆歴史教科書の採択、道徳教育の教科化、教育委員会への首長の権限強化──  政治の道具と化した教育を、人びとの手に取り戻すために。 ◇若い世代に根付きつつある、「未来を自分たちの手で」決める問題意識。 ゆとり教育と生涯学習を推進し、〈ミスター文部省〉とよばれた著者が明かす、 当時と今の教育をとりまく状況と官僚としての想い、これからの日本の教育の展望! 第1章 グローバル時代の必然、「ゆとり」教育と「生涯学習」 第2章 国民統制をはかる政権、どうする? 官僚 第3章 安倍政権以降、なにがおかしくなったのか?

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